2022年1月活動記録

2022年01月29日 14:00

拡大事務局会議を開催いたしました。事務局会議に先立つ意見交換会では、日本政府が佐渡金山の世界文化遺産登録を目指しユネスコへ推薦することを決定し、これに対して韓国政府が「朝鮮半島出身者の強制労働が行われた場所という十分な説明がないまま世界文化遺産登録を目指しユネスコへ推薦したことに、強い遺憾の意を表明する」と抗議していることについて意見交換を行いました。その中では、自由な意思に基づかない労働については、金銭的対価を受け取っていたとしても「強制」であったとされる、というのが今日における人権についての標準的価値基準であることを認識するべきだ、という意見が出されました。また、産業遺構の価値を考えていくに際しては、それらがもたらした近代化や経済発展の側面とともに、そこで実際に働いていた人々-日本人の方々を含め、過去においては劣悪な環境での労働を強いられることが多かった-の視点をもつことが重要なのではないか、という意見も出されました。日本政府と韓国政府の意見の対立、という表層のみを見るのではなく、市民の視座から、今回の問題についても考え、意見交換を続けていきたいと思います。