2016年3月活動報告

2016年03月19日 00:00

拡大事務局会議が開催されました。会議に先立つ意見交換会では、朝鮮半島で平和の保たれることが在日の存立には不可欠であるというという認識のもと、引き続き北朝鮮の核実験、ミサイル実験などに端を発する朝鮮半島の緊張状況について意見交換を行いました。朝鮮半島で再び戦火が起きないこと考える上で、開城工業団地の閉鎖などの制裁措置が相応しいものなのか、という意見が出される一方、これまでの国際社会の働きかけに対して一向に誠実な対応を見せない北朝鮮に対しては、制裁措置もやむを得ないという意見も出されました。また、北朝鮮の実情について、国家権力周辺と、1959年からの帰国事業で北朝鮮に渡った帰国同胞を含む北朝鮮の一般の人々との間に、大きな乖離が出てきているのではないか、という分析もされました。今後も、この問題について在日の立場からの議論を続けていきたいと考えています。