在日同胞の生活を考える会

「在日同胞の生活を考える会」へようこそ!

「在日同胞の生活を考える会」は、在日同胞の生活にスポットを当てた社会・文化運動体です。

 「在日同胞の生活を考える会」は、

  • 日本社会で在日として生きていこうと決意した同胞が、より豊かでより幸せに人生を送っていけるような環境を作っていきます。
  • 在日としてのアイデンティティーを確立して生きていけるよう、在日の仲間とともに模索していきます。
  • 在日が日本社会で抱える様々な悩み-結婚・就職・老後-の解決を目指します。
  • 年齢・性別・職業・学歴・国籍を問わず、誠実に生きていこうとする全ての在日に対して開かれた広場です。
  • 民主的話し合いの原則と、「みんなで決めてみんなで実行」の精神を大切にします。
  • すべての方針は草の根的ボランティア活動によって実行し、必要な資金は会員が納入する会費によって100%まかなっています。

 また「在日同胞の生活を考える会」では、同胞同士の繋がりと親睦を深めるための様々な集いも開催しています。

 私たちは、共に考え共に汗を流し、より豊かでより幸せに生きることを目指していく在日の参加を心より歓迎しております。

ぜひ一度、「在日同胞の生活を考える会」事務所にお立ち寄りください。

第7回在日市民フォーラム(市民討論会)開催のご案内
日時 : 2024年11月16日(土)13:00~17:00
場所 : 渋谷区立勤労福祉会館(オンライン同時開催)

【開催主旨】

毎年開催している「在日市民フォーラム」、在日同胞市民の皆さまからのご要望・ご要請の声にお応えし、今年も、在日市民の皆さまが広く直接ディスカッションのできる場として、第7回「在日市民フォーラム」を11月16日(土)に開催いたします。

昨年のフォーラムでは、小冊子第1号『在日の明日を考えるシリーズ2023:新しい在日の自画像と在日アイデンティティ1』の発行を受け、参加者全員の経験や考えを共有しながら、在日が直面する「アイデンティティ・クライシス」、「本国人でもなく日本人でもない浮き草的存在」「在日はもはや消滅するしかない存在」などの誤った想念を乗り越え、在日の日本「定住」概念から出発し「存在としての在日」を現代の「在日の自画像」として素描しました。同時に「意識としての在日」=「在日アイデンティティ」も大変貌を遂げ、現代の多様化した民族概念を基礎とする「新しい民族的価値」と、日本定住を出発点にした「市民的価値」の2つを多くの在日が共有していることを確認しました。

今回の第7回「在日市民フォーラム」では、在日一人一人、そして在日コミュニティや日本社会、朝鮮半島への主張や働きかけである、これまでの在日同胞運動を在日市民として主体的に振り返ることによって、在日が引き継ぐべき大切な正の遺産や宝物と、現代の在日にも影響を与えている在日同胞運動の負の側面について、タブーを排し真正面から多角的にディスカッションします。

私たち在日市民が未来の世代に対する社会的責任を自覚し、責任ある行動をとるためには、避けて通れない道といえそうです。在日運動の自主性や在日諸個人の主体性に焦点を当てつつ、在日コミュニティも視野を収め、今後の在日市民運動への展望の端緒をつかみ、在日の価値観的混迷を克服し、在日アイデンティティをより豊かにするため、小冊子第2号を事前に用意し議論を進めます。

「朝連」の成果と教訓や、「定住」の先駆けとなる「民戦時代」の生活重視の運動史、そして「総連」などの運動史から在日市民が学ぶべき主要論点など、温故知新、在日の未来に向けた、在日同胞運動史の宝物探しと振り返りです。参加者の皆さまと在日の未来についてのポジティブな手がかりを模索したいと思います。「在日同胞運動の歴史」を自由闊達に語り合う「在日市民フォーラム」、心からご参加をお待ちしております。


【第7回 在日市民フォーラム 開催要領】

日時  :2024年11月16日(土) 午後1時より午後5時まで

場所  :渋谷区立勤労福祉会館 第一会議室(渋谷区神南1-19-8 渋谷駅徒歩10分) 

     *オンライン同時開催予定です。

参加費用:(資料代含)2,000円(フォーラム終了後簡単な懇親会予定(参加費用別途1,000円))

連絡先 :「在日同胞の生活を考える会」事務局  東京都渋谷区恵比寿南2―5-9 内藤ビル301号

      TEL:03-3792-3737 FAX:03-3792-1717 Mail:ZVC11217@nifty.com

ディスカッション・テーマ(仮):

1.   在日市民運動のための「在日同胞運動史」- その正と負の遺産

2.   在日アイデンティティと在日の未来 - 在日のより良い生活を目指して

2024年8月3日 在日同胞の生活を考える会

「新しい在日の自画像と在日アイデンティティ1」を発刊しました!


2024年1月13日より、AMAZONにて「新しい在日の自画像と在日アイデンティティ1」(書籍版・電子版)を発刊致しました。

書籍版   https://amzn.asia/d/cTj39XP

電子版   https://amzn.asia/d/2RwHI1U

※「在日同胞の生活を考える会」事務所にても販売しておりますので、直接購入ご希望の方は、「考える会」事務局宛にその旨、ご連絡いただければと思います。

本書は、日本社会で在日として生きていこうと決意している同胞や、自分自身の中の在日に意識を向けようとする同胞一人ひとりが、在日の自画像や在日アイデンティティを模索する時、その絡まった糸を解きほぐし、考え始めるキッカケをつかむことができるよう準備されました。私たちは新しい在日の自画像と在日アイデンティティを考える「材料」を提示し、読者の皆さんと共に考えて行きたいと思います。

また、この小冊子は「考える会」四〇年間の書籍や資料の活用、公開講座・勉強会のテープ起こし、編集、校正作業など基礎的な作業を、自ら進んでかって出てくださった多くの「考える会」会員の皆さんの「縁の下の力持ち」的努力、奮闘の結果、完成しました。皆さん、本当にご苦労さまでした。

活動報告

2021年1~2月活動記録

2021年02月06日 15:00
拡大事務局会議を開催いたしました。事務局会議に先立つ意見交換会では、年明けに韓国の地方裁判所が、日本政府に対して元従軍慰安婦の方々へ慰謝料の支払いを命じる判決を下したことについて、意見交換を行いました。その中では、人の生命に関わることについては、主権免除原則の例外となる(例えば、外国領事館の職員が日本で人命に関わる事件・事故を起こしたら日本国内法において賠償請求ができる)ことは国際常識であることを、まず認識する必要があるという意見が出されました。一方で、戦前の、深刻な人権侵害である従軍慰安婦の事例に、主権免除原則の例外が認められるかについては見解が分かれるところであり、裁判の場における判決の確

2020年12月活動記録

2020年12月19日 17:00
12月19日(土)に、恒例の年末忘年会をオンラインで開催、11月15日(日)に開催された市民フォーラムについての意見・感想を中心に、コロナ禍に翻弄された2020年について様々に語り合いました。その中では市民フォーラムについて「コロナ禍という災い転じてオンラインでの参加もできるようにした結果、参加者の間口が広がった。そして、若い世代からの発言をもとに活発な議論ができたことが良かった」といった感想や、「仕事や家庭がある中で続けていくことは負担も重いが、より良い人生を展望する上で、『在日として如何に生きていくか』を考えることは避けて通れないと思う」といった意見、また「度々困難な状況に陥りながらも、地
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