記事のアーカイブ

2022年4-5月活動記録

2022年05月21日 14:00
拡大事務局会議を継続的に開き、解放後の在日運動について、これまで考える会が蓄積してきた様々な文献・資料を参照しつつ振り返りながら、議論を重ねています。その中では、節目節目で運動についての振り返りを行い、次の世代へ良き成果と学びを引き継いでいくことが不十分であったことが、その後の様々な過ちにつながったのではないか、との意見がだされました。また、古い民族概念・国民概念にとらわれず、新しい民族的価値・市民的価値といった観点を持つことが、在日社会がアイデンティティ・クライシスと価値観的混迷を抜け出し、在日個々人が主体的な生き方を実現していくきっかけになるのではないか、との意見も出されています。次世代の

2022年3月活動記録

2022年03月05日 15:00
拡大事務局会議を開催致しました。事務局会議に先立つ意見交換会では、ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻についての意見交換を行いました。まず、参加者からは共通して、朝鮮半島における分断を含め、人間社会が抱えるいかなる問題においても、武力をもってこれを解決しようとすることは言語道断だ、という意見が出されました。また、周囲の大国からの侵攻を再三にわたって受け、朝鮮語の使用すらできなかった時代を経て、今もなお分断されている朝鮮半島にルーツを持つ在日として、ウクライナの歴史と現状を他人事とは思えない、という話もありました。一方で、世界中の多くの人が、平和こそ生活の根源的な基盤であると考え、武力行使に対する反

2022年1月活動記録

2022年01月29日 14:00
拡大事務局会議を開催いたしました。事務局会議に先立つ意見交換会では、日本政府が佐渡金山の世界文化遺産登録を目指しユネスコへ推薦することを決定し、これに対して韓国政府が「朝鮮半島出身者の強制労働が行われた場所という十分な説明がないまま世界文化遺産登録を目指しユネスコへ推薦したことに、強い遺憾の意を表明する」と抗議していることについて意見交換を行いました。その中では、自由な意思に基づかない労働については、金銭的対価を受け取っていたとしても「強制」であったとされる、というのが今日における人権についての標準的価値基準であることを認識するべきだ、という意見が出されました。また、産業遺構の価値を考えていく

2021年12月活動記録

2021年12月17日 17:00
12月17日(土)に、恒例の年末忘年会をオンラインで開催、参加者各人の近況や在日を取り巻く諸状況についての意見交換、11月21日(日)に開催された市民フォーラムを踏まえての議論等が行われました。その中では「2018年の第1回から回を重ねていく中で、今年の第4回フォーラムでは『在日アイデンティティ』を語るところまで議論を深めてこられた」「変貌を遂げた在日に相応しいコミュニティーのあり方についても議論をすべきではないか」といった意見が出されました。また、市民フォーラムに際しての議論のたたき台となる報告や当日の有意義な意見を集約していけば、これからの在日の進むべき方向性を照らすものにできるのではない

2021年9-10月活動記録

2021年10月23日 15:00
拡大事務局会議を継続的に開き、11月21日(日)開催予定の「在日アイデンティティ」を中心テーマとする第4回在日市民フォーラムに向けての準備を進めています。フォーラム当日の議論の叩き台となる文書においては、かつて在日1世世代が生きていく上で中心に据えていた思想・信条、価値観に迫るとともに、それらが変遷を余儀なくされていくプロセスや、そこからくみ取るべき教訓について考えています。さらに、そうした内容を踏まえて、「私たちが在日として生きていうとする中で、核となる価値観は何なのか」を考えながら、在日アイデンティティへの接近を試みております。在日市民フォーラムにおいて、実り多い議論ができ、前向きな展望が

2021年8月活動記録

2021年08月07日 17:00
8月7日(土)に、恒例の納涼会を開催いたしました。今年もコロナ禍の状況を鑑み、「考える会」事務所には集まらずオンライン開催となってしまいましたが、オンラインの利点を生かし、事務所に集うのが難しい遠方の方々、小さなお子さんの飛び入り参加も交えつつの開催となりました。参加者各人が自身の近況や在日を取り巻く諸状況、また2013年8月12日に亡くなられた故金奎一氏(在日同胞の生活を考える会前代表)との思い出等々を、闊達に語り合いました。また、事務局からは2018年から毎年開催してきた在日市民フォーラムを踏まえ、今年は11月21日(日)に「在日アイデンティティ」をテーマとする第4回在日市民フォーラムを開

2021年5~6月活動報告

2021年06月19日 14:00
拡大事務局会議を開催致しました。事務局会議に先立つ意見交換会では、両民族のルーツをもつ学生がネット上の差別的な投稿に対し損害賠償を求めた裁判(=二審では一審より増額認容されて原告勝訴)、国内有力企業のトップが在日に対する差別発言を繰り返している状況について意見交換を行いました。 その中では、昨今も在日差別の言動が引き続き存在している状況、社会的地位のある人物が差別発言をしてもその地位にとどまり続けられる現状を見ると、在日が日本社会で共生していくことができるのかにつき疑問を持たざるを得ないという悲観的な意見もだされました。一方で、ネット上の差別的な投稿に対して損害賠償を命じる判決が出たことをある

2021年3~4月活動記録

2021年04月03日 15:00
拡大事務局会議を開催いたしました。事務局会議に先立つ意見交換会では、アジアの各地で国家の枠組みと普遍的な人権との間に深刻な矛盾が生じ流血の事態にまで至っていること、またその中で"内政不干渉"という言葉がしばし現れていることについて、意見交換を行いました。その中ではまず、"内政不干渉"という言葉は、1955年に開催されたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)において、当時の米ソ冷戦がアジア・アフリカ地域に持ち込まれることを避けるべく、平和五原則の内の一つとして掲げられたものであったという原点を思い起こすべきだ、という意見が出されました。また、国連憲章が国家や国民ではなく人民(=People)を主語

2021年1~2月活動記録

2021年02月06日 15:00
拡大事務局会議を開催いたしました。事務局会議に先立つ意見交換会では、年明けに韓国の地方裁判所が、日本政府に対して元従軍慰安婦の方々へ慰謝料の支払いを命じる判決を下したことについて、意見交換を行いました。その中では、人の生命に関わることについては、主権免除原則の例外となる(例えば、外国領事館の職員が日本で人命に関わる事件・事故を起こしたら日本国内法において賠償請求ができる)ことは国際常識であることを、まず認識する必要があるという意見が出されました。一方で、戦前の、深刻な人権侵害である従軍慰安婦の事例に、主権免除原則の例外が認められるかについては見解が分かれるところであり、裁判の場における判決の確

2020年12月活動記録

2020年12月19日 17:00
12月19日(土)に、恒例の年末忘年会をオンラインで開催、11月15日(日)に開催された市民フォーラムについての意見・感想を中心に、コロナ禍に翻弄された2020年について様々に語り合いました。その中では市民フォーラムについて「コロナ禍という災い転じてオンラインでの参加もできるようにした結果、参加者の間口が広がった。そして、若い世代からの発言をもとに活発な議論ができたことが良かった」といった感想や、「仕事や家庭がある中で続けていくことは負担も重いが、より良い人生を展望する上で、『在日として如何に生きていくか』を考えることは避けて通れないと思う」といった意見、また「度々困難な状況に陥りながらも、地
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